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ブラジルが経常収支の計算方法変更、仮想通貨除外で赤字縮小へ

ロイター / 2024年6月25日 11時8分

 6月24日、ブラジル中央銀行は24日、7月から貿易収支に暗号資産(仮想通貨)の購入額を算入しなくなる結果、経常収支赤字が大幅に縮小することになると発表した。写真はブラジル中銀。ブラジリアで11日撮影(2024 ロイター/Adriano Machado)

[ブラジリア 24日 ロイター] - ブラジル中央銀行は24日、7月から貿易収支に暗号資産(仮想通貨)の購入額を算入しなくなる結果、経常収支赤字が大幅に縮小することになると発表した。国際通貨基金(IMF)が計算方法を変更したのに伴う見直し。

2019年以来、仮想通貨はモノとして扱われ、貿易収支に影響を与えていたが、今後は資本収支に算入される。

中銀統計局幹部は、2023年の経常収支について、暗号資産の純輸入額117億ドルが算入されなくなることで赤字が既発表の308億ドルから191億ドルに縮小すると説明した。

また今年1―5月の経常収支赤字は、24日に発表された211億ドルから138億ドルに縮小する。

中銀が同日発表した5月の経常収支赤字は34億ドルで、前年同月の黒字から赤字転換。赤字幅はロイターが実施したエコノミスト調査の予想35億ドルをわずかに下回った。

暗号資産は資本収支に算入されるため、計算方法の変更によって国際収支(経常収支、資本収支、金融収支で構成)の額は左右されない。

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