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米、約50の団体・個人に制裁 イラン軍を資金支援

ロイター / 2024年6月26日 4時4分

米国は25日、イラン軍のために数十億ドルの資金を移動させたとして、約50の団体と個人に制裁を科した。写真は米財務省。2018年8月撮影(2024年 ロイター/Brian Snyder)

[ワシントン 25日 ロイター] - 米国は25日、イラン軍のために数十億ドルの資金を移動させたとして、約50の団体と個人に制裁を科した。

米財務省によると、今回制裁対象となったのはイラン国防軍需省(MODAFL)とイランの精鋭部隊「イスラム革命防衛隊(IRGC)」が利用している「影の銀行ネットワーク」。同ネットワークは、MODAFLとIRGCが国際金融システムにアクセスし、2020年以降の数十億ドル相当の取引を支援したという。

また、同ネットワークを通じてMODAFLとIRGCが得た資金は、イエメンの親イラン武装組織フーシ派などへの武器提供やウクライナとの戦争で使用されるドローン(無人機)のロシアへの供給に使用されているとした。

アディエモ米財務次官は声明で「われわれは引き続き同盟国やパートナー、そして国際金融業界と協力し、テロを支援する資金の移動に対する警戒を強化していく」と述べた。

一方、イランの国連代表部は、今回の米国による制裁は「イラン国民に対して不当に仕掛けられた経済戦争の一環」と非難した。

今回の制裁では香港、アラブ首長国連邦(UAE)、マーシャル諸島、イラン、トルコなどを拠点とする企業も標的となった。

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