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西側、致命的結果招く恐れ 核大国ロシアを過小評価なら=外務次官

ロイター / 2024年6月26日 4時5分

ロシアのリャプコフ外務次官は25日、西側諸国がロシアの決意を過小評価すれば「悲劇的かつ致命的な結果を招く可能性がある」と警告した。2023年3月撮影(2024年 ロイター/Denis Balibouse)

(誤字を修正して再送します)

[モスクワ 25日 ロイター] - ロシアのリャプコフ外務次官は25日、西側諸国がロシアの決意を過小評価すれば「悲劇的かつ致命的な結果を招く可能性がある」と警告した。

リャプコフ氏は「ロシアがいかなる状況においても自らの立場を守り、自国の利益を確実にする用意がある」ことを西側諸国がを過小評価しているとし、米国とその同盟国は核大国と対決することを選んだと述べた。

こうした状況に対応するために「レトリックと実際的な2つの方法がある」とも強調。「西側諸国が冷静な対話を行う意思がなくても、われわれには核抑止力の分野でシグナルを送るためリソースがある。しかし、西側諸国が間違いを犯すというリスクがあり、それを過小評価することはできない。われわれは間違いを犯さないように努める」とした。

また、ロシアの核抑止力は向上しており、人工知能(AI)の進歩が支配的な時代においても、今後数十年にわたり自国の安全を確保できるという認識を示し、「われわれの共通の課題は多極化した世界が核の混乱に陥るのを防ぐことだ」と述べた。

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