フィッチ、ウクライナ格付け「Ｃ」に引き下げ 債務再編合意踏まえ

［２４日　ロイター］ - 格付け会社フィッチは２４日、ウクライナの格付けを「ＣＣ」から「Ｃ」に引き下げた。Ｃはデフォルト（債務不履行）、もしくはそれに類似した手続きが始まったことを示す水準。同国がこのほど民間債権者団と債務再編に基本合意したことを受けた措置となる。

ウクライナは２２日、２００億ドルの外貨建て国債の再編について債権者団と基本合意した。発行済み外債の３７％が減免され、今後３年間で１１４億ドルの返済負担が軽減される。

フィッチは再編について、同社のソブリン債格付け基準における「ディストレスト債務交換（ＤＤＥ）」に当たると説明した。