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日経平均一時3万8000円割れ、ハイテク株下落 152円台の円高も嫌気

ロイター / 2024年7月25日 10時49分

 7月25日午前の東京株式市場で、日経平均が1000円以上下落して一時3万8000円を割り込んだ。写真は2022年6月、都内で撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

[東京 25日 ロイター] - 25日午前の東京株式市場で、日経平均が1000円以上下落して一時3万8000円を割り込んだ。前日の米ハイテク株安が波及、外国為替市場でドル/円が152円台まで下落していることも嫌気されている。

日経平均が3万8000円を下回るのは6月17日以来。この日は続落で寄り付いた後、短時間で1000円超下落した。テスラやアルファベットが前日に発表した決算がさえず、ハイテク株中心のナスダック総合が大幅安になったことが日本株にも波及。東証プライム市場では約8割の銘柄が値下がり、値上がりは1割超にとどまっている。

松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは、足元で米国の利下げ期待が後退していると指摘。「米景気がハードランディングになるリスクが意識され、景気後退を織り込む動きが出ている」と話す。

ソフトバンクグループやソニーグループ、東京エレクトロン、ルネサスエレクトロニクス、アドバンテストなどハイテク関連株の下げが目立つ。

このところ円安の修正が進んでいた為替相場は、ドル/円が5月6日以来およそ2カ月半ぶりに152円台に下落した。「足元では日銀金融政策決定会合を来週に控え、介入と足並みをそろえた日銀の追加利上げを警戒して、円売りポジションを巻き戻す動きが加速しているようだ」(大和証券の多田出健太チーフ為替ストラテジスト)との声が聞かれた。

トヨタ自動車や日産自動車など輸出関連株も下げている。

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