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米国株式市場=S&Pとナスダック下落、GDP統計受けダウは上昇

ロイター / 2024年7月26日 7時1分

米国株式市場は、S&P総合500種とナスダック総合が不安定な取引の中、下落して終了した。2021年1月撮影(2024年 ロイター/Mike Segar)

David French

[25日 ロイター] - 米国株式市場は、S&P総合500種とナスダック総合が不安定な取引の中、下落して終了した。ダウ工業株30種は米国の第2・四半期国内総生産(GDP)の伸びが予想を上回ったことが支援要因となり、プラス圏で引けた。

大型株からのシフトを背景に小型株も上昇。ラッセル2000指数は1.3%高と前日の下げの一部を取り戻した。S&P小型株600指数は1.4%高。

大型株は序盤の不安定な値動きから持ち直し、午後中盤には上昇したが、その後は多くの銘柄が下落。メタ・プラットフォームズ、マイクロソフト、エヌビディアは1.7─2.4%安で終了した。

グーグル親会社のアルファベットは3.1%下落して5月6日以来の安値で終了。2日続落した。一方、電気自動車(EV)テスラは反発した。

超大型ハイテク7銘柄「マグニフィセント・セブン」の中で最初となった両社の決算がさえず、前日はこれらの株が軒並み下落し、ナスダックとS&Pは2022年以降で最悪のパフォーマンスを記録していた。

BMOウェルス・マネジメントのユンユー・マ最高投資責任者は「市場は動揺しているようだ。懸念が高まっており、前日はそれが最高潮に達したが、きょうは幾分和らいだ」と話した。

第2・四半期のGDP速報値は年率換算で前期比2.8%増と市場予想の2.0%増を上回った。インフレが鈍化しており、米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを実施するという観測に変化はなかった。

IBMは4.3%上昇し、ダウの上げに寄与した。第2・四半期売上高が市場予想を上回ったほか、ソフトウエア事業について通年の増収率見通しを引き上げた。

サウスウエスト航空は5.5%高。オープンシート廃止や足元に余裕のある座席提供などの変更を実施すると発表した。

第2・四半期の調整後利益が予想を大幅に下回った自動車大手フォード・モーターは18.4%の大幅安となった。

米取引所の合算出来高は132億3000万株。直近20営業日の平均は116億株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 39935.07 +81.20 +0.20 39828.63 40438.82 39817.50

前営業日終値 39853.87

ナスダック総合 17181.72 -160.69 -0.93 17352.64 17544.46 17033.96

前営業日終値 17342.41

S&P総合500種 5399.22 -27.91 -0.51 5428.70 5491.59 5390.95

前営業日終値 5427.13

ダウ輸送株20種 15659.59 +195.19 +1.26

ダウ公共株15種 961.36 -6.81 -0.70

フィラデルフィア半導体 5005.36 -100.30 -1.96

VIX指数 18.46 +0.42 +2.33

S&P一般消費財 1460.10 -6.23 -0.42

S&P素材 566.07 +1.44 +0.26

S&P工業 1050.52 +7.91 +0.76

S&P主要消費財 833.54 -0.25 -0.03

S&P金融 711.27 +1.99 +0.28

S&P不動産 251.36 -1.44 -0.57

S&Pエネルギー 702.29 +10.19 +1.47

S&Pヘルスケア 1736.11 -9.98 -0.57

S&P通信サービス 287.91 -5.46 -1.86

S&P情報技術 4148.14 -47.95 -1.14

S&P公益事業 357.95 -3.17 -0.88

NYSE出来高 11.65億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 37840 + 110 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 37770 + 40 大阪比

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