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バイデン、トランプ両陣営にハッキングの試み イランのハッカー関与か

ロイター / 2024年8月26日 7時59分

 8月23日、米IT大手メタはバイデン大統領とトランプ前大統領の両陣営のスマートフォン用アプリ「WhatsApp(ワッツアップ)」アカウントにハッキングが試みられたことを確認したと発表した。写真はメタのロゴ。4月撮影(2024年 ロイター/Annegret Hilse)

Katie Paul

[23日 ロイター] - 米IT大手メタは23日、バイデン大統領とトランプ前大統領の両陣営のスマートフォン用アプリ「WhatsApp(ワッツアップ)」アカウントにハッキングが試みられたことを確認したと発表。今月初めにトランプ陣営の通信に不正アクセスしたイランのハッカー集団と同一組織の企てとして非難した。

メタは、インターネットサービス大手のAOLやヤフー、グーグルのテクニカルサポートを装った「ワッツアップ内でソーシャルエンジニアリングを行う小規模な集団」の仕業とした。

ユーザーからの報告を受け、当該アカウントは停止された。ただ、バイデン、トランプ両陣営のアカウントが実際に不正アクセスされたことを示す証拠は確認されなかったという。

メタは、標的となった個人名を明らかにしなかったが、「トランプ氏やバイデン氏の陣営関係者を含む、政治家や外交官、ビジネス業界、その他の公人を狙っていたようだ」と語った。

また、標的となった人物はイスラエルやパレスチナ自治区ガザ、イラン、米国、英国に拠点を置いている。

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