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イラン、核問題巡り対話再開に前向き=IAEA事務局長

ロイター / 2024年9月25日 11時47分

 9月24日、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長(写真)は、イラン当局者が核問題に関してより有意義な形でIAEAと対話する意欲を強めているとの見方を示した。写真はオーストリアのウイーンで9日撮影(2024 ロイター/Leonhard Foeger)

John Irish

[国連 24日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は24日、イラン当局者が核問題に関してより有意義な形でIAEAと対話する意欲を強めているとの見方を示した。また、10月にイランの首都テヘランを訪問する意向だと述べた。

グロッシ氏は国連総会開催中のニューヨークでイランのアラグチ外相と会談した。ロイターとのインタビューで「より意味のある形で我々と再び関わり合う意志が表明されている」との見方を示した。

イランとの適切な技術的協議を早急に再開し、実質的な進展を図りたいと述べ、10月にテヘランを訪問し、イランのペゼシュキアン大統領大統領と会談することを目指しているとした。

「もちろん我々はゼロからのスタートではないので内容と実質を与えなければならない。我々が抱えているいくつかの疑問に対する回答がないままプロセスは比較的長期化している」と語った。

イランの核開発計画は進展している。最新のIAEA報告書によると、イランはフォルドゥに8基の新しいカスケードの設置を完了した。ただ、まだ稼働はしていない。

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