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米国株式市場=S&P・ダウ反落、高値警戒感が台頭

ロイター / 2024年9月26日 6時55分

米国株式市場は、ダウ工業株30種とS&P総合500種が下落して取引を終えた。6月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米国株式市場は、ダウ工業株30種とS&P総合500種が反落して取引を終えた。今後の経済指標や追加利下げに関する手掛かりを待つ展開となった。    

米連邦準備制度理事会(FRB)が先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利下げを実施し、経済のソフトランディング(軟着陸)期待が高まったことを受け、主要3指数は月間ベースで上昇している。

ダウは前日まで連日最高値を更新していたが、製薬大手アムジェンが2つの治療薬のデータにばらつきがあることが嫌気されて軟調となり、指数を押し下げた。S&P500も前日の最高値から反落した。

グローバルトのシニアポートフォリオマネジャー、トム・マーティン氏は「バリュエーションがかなり高くなっており、投資家心理もかなり強気だ」と指摘し、警戒感が台頭しつつあると述べた。「割安銘柄を見つけるのが難しくなっている。売られていた銘柄も大半は戻しているし、買いの裾野が広がっていたからだ」とした。

S&Pの主要11セクターのうち9セクターが下落。エネルギー株が1.9%安と最も大きく下げた。一方、情報技術は0.5%上昇。エヌビディアが2.14%高となったことが寄与した。

市場では26日発表の新規失業保険申請件数や27日の個人消費支出(PCE)価格指数が注目されている。

アップルは0.52%下落。中国でiPhoneを含む8月の海外ブランドのスマートフォン(スマホ)販売台数が減少したことが嫌気された。

ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は5.14%上昇。バークレイズが投資判断を引き上げた。

フォードとゼネラル・モーターズは4%超下落。モルガン・スタンレーが投資判断を引き下げたことが響いた。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を2.4対1の比率で上回った。

米取引所の合算出来高は104億2000万株。直近20営業日の平均は116億9000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 41914.75 -293.47 -0.70 42236.09 42299.64 41859.73

前営業日終値 42208.22

ナスダック総合 18082.21 +7.68 +0.04 18050.36 18155.04 18040.62

前営業日終値 18074.52

S&P総合500種 5722.26 -10.67 -0.19 5733.65 5741.03 5712.06

前営業日終値 5732.93

ダウ輸送株20種 16017.80 -132.70 -0.82

ダウ公共株15種 1049.13 +0.24 +0.02

フィラデルフィア半導体 5132.52 +40.75 +0.80

VIX指数 15.41 +0.02 +0.13

S&P一般消費財 1608.97 -6.06 -0.38

S&P素材 600.93 -3.64 -0.60

S&P工業 1134.25 -5.22 -0.46

S&P主要消費財 887.53 -0.30 -0.03

S&P金融 745.13 -4.49 -0.60

S&P不動産 280.75 -1.13 -0.40

S&Pエネルギー 670.41 -12.97 -1.90

S&Pヘルスケア 1780.54 -16.84 -0.94

S&P通信サービス 309.63 -0.12 -0.04

S&P情報技術 4381.99 +21.59 +0.50

S&P公益事業 407.40 +2.19 +0.54

NYSE出来高 10.06億株

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 38120 + 460 大阪比

シカゴ日経先物12月限 円建て 37980 + 320 大阪比

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