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ドイツの25年度予算案、財源不足額が135億ユーロに拡大=財務相

ロイター / 2024年10月25日 9時5分

 10月24日、ドイツのリントナー財務相(写真)は、2025年度の予算案の財源不足額が120億ユーロから135億ユーロ(145億8000万ドル)へ拡大するとの見通しを明らかにした。写真は昨年10月、ベルリンで撮影(2024年 ロイター/Liesa Johannssen)

Maria Martinez Kirsti Knolle

[ベルリン/ワシントン 24日 ロイター] - ドイツのリントナー財務相は24日、2025年度の予算案の財源不足額が120億ユーロから135億ユーロ(145億8000万ドル)へ拡大するとの見通しを明らかにした。経済情勢と税収を踏まえた新たな試算で判明した。

税制の専門家らでつくる委員会は、24─28年度の総税収が今年5月時点の見込みより581億ユーロ(627億2000万ドル)減ると予想している。

リントナー氏は、国際通貨基金(IMF)と世界銀行の年次総会出席のために訪れた米首都ワシントンで「予算を新たに動かす余地はない。それどころか、さらに(財政を)強固にしなければならない」と訴えた。

その上で、25年度予算案の4890億ユーロの歳出に対し、不足額を96億ユーロに抑える意向を示した。厳しいながらも連立政権での交渉に臨み、予算案が予定通り年内に連邦議会参議院(上院)と下院の両方で可決されるとの見通しも明らかにした。

一方IMF欧州部のオヤ・セラスン副部長はIMFの年次総会で、ドイツは急激な景気後退に直面しており、生産性のトレンドも非常に弱いとして「ドイツは先進国の中で公共投資率が最も低い国の1つで、もっと増やすべきだ」と指摘した。

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