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米地方研究所、新型ウイルス診断キット独自開発の許可要請

ロイター / 2020年2月25日 10時39分

2月24日、米国の州と地方の公衆衛生研究所からなるグループは、製造及び規制面での問題で新型コロナウイルスの診断キットの利用の遅れが続いているため、米食品医薬品局(FDA)に、独自の診断キット開発許可を求めている。写真COVID-19のコンピューター画像。提供写真(2020年 ロイター/Alissa Eckert, MS; Dan Higgins, MAM/CDC)

[シカゴ 24日 ロイター] - 米国の州と地方の公衆衛生研究所からなるグループは、製造及び規制面での問題で新型コロナウイルスの診断キットの利用の遅れが続いているため、米食品医薬品局(FDA)に、独自の診断キット開発許可を求めている。

公衆衛生研究所協会(APHL)によると、24日時点で米疾病管理予防センター(CDC)が開発したウイルスの診断キットの利用が認められているのはカリフォルニア、イリノイ、ネブラスカ、ネバダとテネシーの5州にとどまる。

この診断キットの利用がなかなか承認されないことから、グループはFDAのハーン長官に、独自の診断キットの開発許可を求める書簡を送付した。CDCのキットは今月初め、公衆衛生上の緊急事態に対応するためにFDAが緊急使用許可(EUA)を認めた。

APHLのスコット・ベッカー最高責任者(CEO)は、この診断キットの使用後、一部の研究所の結果に一貫性がなかったため、CDCが問題解決にあたり、差し替えるキットを作成中だと説明した。CDCは先週の記者会見で、各州に送付する診断キットの諸問題の対応に取り組んでいるとしている。

ベッカー氏は、新たな診断キットがいつできるかは不明だと述べた。

電子メールでの取材に対し、CDCとFDAのコメントは得られていない。

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