1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

正午のドルは110円後半、リスク回避の円買いは下火

ロイター / 2020年2月25日 12時24分

 2月25日、正午のドル/円は、ニューヨーク市場終盤(110.71/74円)に比べ、わずかにドル高/円安の110.88円付近。写真はカイロで2015年11月撮影(2020年 ロイター/Mohamed Abd El Ghany)

[東京 25日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場終盤(110.71/74円)に比べ、わずかにドル高/円安の110.88円付近。

ユーロは120.42円付近でニューヨーク市場終盤の120.15/19円に比べユーロ高/円安となっている。

前日の米国市場で3主要株価指数が大幅安となった流れを引き継ぎ、日本株が大幅安となるなか、ドルは朝方につけた安値110.63円から高値111.04円までじわじわと反発した。ただ、111円台にしっかり乗せることはできず、正午にかけて小幅に反落した。

24日の金融市場は、米連邦準備理事会(FRB)が新型コロナウイルス流行による経済への影響を和らげるために利下げを余儀なくされるとの観測を織り込む動きとなった。

こうしたなかでも、前日のドル売りは「1.3円程度にとどまった」(FX会社)とされ、大幅なドル安は回避されたとの評価が複数聞かれた。

この背景には、「アジアで新型肺炎の感染者が増えるなかで、円にせよ韓国ウォンにせよ、アジア通貨をしっかり買っていくのは難しい」(国内銀)ことがある。つまり「逃避先通貨としての円」にそれほどマネーが還流しない構図となっている。

目先は前日の安値110.33円がサポート、それが下抜ければ110円ちょうどが下値支持線となるとみられる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください