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カナダ警察が線路封鎖の先住民10人を逮捕、完全な運行再開は未定

ロイター / 2020年2月25日 12時37分

<description role="descRole:caption"> 2月24日、カナダ東部で居住地へのガスパイプライン建設に反対する先住民らが線路を数週間にわたり封鎖していた問題で、カナダ警察は24日、先住民グループの10人を逮捕し、線路上のバリケードを撤去した。写真は先住民らを支持する人々。バンクーバーで撮影(2020年 ロイター/Jennifer Gauthier) </description>

[ティエンディナガ(加オンタリオ州) 24日 ロイター] - カナダ東部で居住地へのガスパイプライン建設に反対する先住民らが線路を数週間にわたり封鎖していた問題で、カナダ警察は24日、先住民グループの10人を逮捕し、線路上のバリケードを撤去した。

カナディアン・ナショナル鉄道(CN) によると、オンタリオ州ベルビル一帯の線路の封鎖が解除され、夜に列車1本が通過できた。だがその後、抗議グループが線路に放火。消防が消火に当たったが、運行の安全性に懸念が生じている。

これより先、CNは「ティエンディナガにおける違法な封鎖が終わったことを喜んでいる」との声明を発表したが、運行再開の時期には触れなかった。

報道陣は接近を禁止されていたが、先住民族系リアル・ピープルズ・メディアはツイッターに、線路からの退去を拒否した2人の男性を警官が地面に押し倒している動画を投稿した。

オンタリオ州警察はツイッターで、「抗議者全員が、退去か逮捕かの選択肢を与えられた。10人が逮捕され、複数の罪を問われているが、全員が条件付で釈放された」と説明した。

一方、首都オタワでは、先住民グループに賛同して数百人が議会前に集合し、ダウンタウンを行進した。

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