米司法省、ＴｉｋＴｏｋ禁止令を擁護 地裁は27日までに判断へ

米司法省は２５日、中国系動画投稿アプリ「ＴｉｋＴｏｋ（ティックトック）」の新規ダウンロード禁止命令を擁護する書面を連邦地裁に提出。地裁は２７日までに禁止命令の可否を判断する見込み。写真は昨年１１月撮影（２０２０年　ロイター/Dado Ruvic/File Photo）

［ワシントン　２５日　ロイター］ - 米司法省は２５日、中国系動画投稿アプリ「ＴｉｋＴｏｋ（ティックトック）」の新規ダウンロード禁止命令を擁護する書面を連邦地裁に提出した。これを受けて地裁は２７日までに禁止命令の可否を判断する見込みだ。

ＴｉｋＴｏｋは２３日、アップル やグーグルなど米国内のアプリストアからのＴｉｋＴｏｋの新規ダウンロードを２７日から禁止するとしたトランプ大統領の命令の差し止めを地裁に請求した。地裁は政府に対し、この日までに回答するよう求めていた。

中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は２２日、親会社の中国の北京字節跳動科技（バイトダンス）がＴｉｋＴｏｋを巡り米オラクル やウォルマート と合意した案について、中国政府が承認する可能性は低いとする社説を掲載した。