カナダ小売売上高、1月は前月比0.3％減 自動車など押し下げ

カナダ統計局が２２日発表した１月の小売売上高は前月比０．３％減少し、休暇シーズンの商戦で押し上げられた昨年１２月の０．９％増から減少に転じた。写真は、オタワ市内のスーパー店内の様子。２０２３年３月２７日に撮影。（２０２４年　ロイター／Patrick Doyle）

Promit Mukherjee

[オタワ ２２日 ロイター] - カナダ統計局が２２日発表した１月の小売売上高は前月比０．３％減少し、休暇シーズンの商戦で押し上げられた昨年１２月の０．９％増から減少に転じた。ロイター調査によるアナリスト予想は０．４％減少だった。

モノの価格下落と、自動車と部品の売り上げ鈍化が足を引っ張った。

ただ数量ベースでは０．２％増加した。

ＣＩＢＣのシニアエコノミスト、アンドリュー・グランサム氏はノートで、「きょうのデータは、高金利下で消費支出がなお伸び悩んでいるものの、崩壊してはいないことを示した」と述べた。