米レディットの株オプション取引開始、強気派優勢 現物に好影響

米オンライン掲示板レディットの株式を特定価格で買う権利（コール）や売る権利（プット）を売買するオプション取引が２５日に開始した。写真はニューヨーク証券取引所で２１日、レディットのマスコットの横に立つハフマンＣＥＯ（２０２４年　ロイター／Brendan McDermid）

Saqib Iqbal Ahmed

[ニューヨーク ２５日 ロイター] - 米オンライン掲示板レディットの株式を特定価格で買う権利（コール）や売る権利（プット）を売買するオプション取引が２５日に開始。株価上昇を見込んだが取引が優勢となり、アナリストによると、現物株の押し上げにもつながった。

レディットは２１日にニューヨーク証券取引所（ＮＹＳＥ）に上場。初日の終値は新規株式公開（ＩＰＯ）価格を４８％上回る好発進となった。

２５日は３０％高の５９．８０ドルで終了。ＮＹＳＥの値上がり率トップだった。

オプションの出来高は約９万枚に上った。

キャピタル・マーケット・ラボラトリーズのオフィール・ゴットリーブ最高経営責任者（ＣＥＯ）は上場初日に株価が上昇していたため、先高観測でコール取引が活発になったと分析。

４月物オプションは権利行使価格が５０─７５ドルのコール、２５ドルのプットで活発な取引がみられた。