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ロシア、ウクライナ停戦で次期米政権に期待か ウォルツ氏発言受け

ロイター / 2024年11月25日 20時26分

ロシアのペスコフ大統領報道官は25日、バイデン米政権がウクライナ紛争をエスカレートさせている一方で、トランプ米次期大統領のチームは和平案について話しているのに留意していると述べた。ロシアのドローン攻撃、キーウで25日撮影。(2024年 ロイター/Gleb Garanich)

[モスクワ 25日 ロイター] - ロシアのペスコフ大統領報道官は25日、バイデン米政権がウクライナ紛争をエスカレートさせている一方で、トランプ米次期大統領のチームは和平案について話しているのに留意していると述べた。

次期米政権で国家安全保障担当の大統領補佐官となるウォルツ氏は24日のフォックス・ニュースのインタビューで、トランプ氏がロシアとウクライナの戦闘が激化することを「非常に懸念」しており、戦争は「責任を持って終結」させなければならないと指摘。「われわれが議論すべきは、誰がそのテーブルにつくのか、合意なのか、休戦なのか、どうやって双方をテーブルにつかせるのか、そして取引の枠組みは何なのか、ということだ」と語った。

ペスコフ氏は、ウォルツ氏の発言に関する質問に、クレムリン(ロシア政府)は留意しているとし、プーチン大統領はウクライナをめぐる対話の用意があることを繰り返し示唆していると述べた。「トランプ氏の支持者や次期政権の要職に指名された人々からは『平和』や『平和計画』という言葉が聞かれる」と述べた。一方で「現政権からはそのような言葉は聞かれない。それがわれわれが直面している現実だ」と語った。

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