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トランプ氏の高関税案、ディスインフレもたらす可能性=英中銀政策委

ロイター / 2024年11月26日 1時14分

イングランド銀行(英中央銀行、BOE)金融政策委員会(MPC)のディングラ委員は25日、トランプ次期米大統領が新たな貿易関税を導入すれば、英国のインフレが抑制される可能性があるとの見方を示した。4月撮影(2024年 ロイター/Rebecca Cook)

[ロンドン 25日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)金融政策委員会(MPC)のディングラ委員は25日、トランプ次期米大統領が新たな貿易関税を導入すれば、英国のインフレが抑制される可能性があるとの見方を示した。

ディングラ氏はキングス・ビジネス・スクール主催の会議で、報復的な関税措置により「ある程度ディスインフレ圧力が働くことが予想される」と指摘。

ただ、貿易戦争によって世界のサプライチェーン(供給網)が混乱するリスクがあり、「そうなれば、状況は全く異なるものになる」との考えを示した。

エコノミストらは、トランプ氏が公約通り高関税を課せば、英国などの国々で中国からの輸入品価格の低下がみられる公算が大きいと指摘している。

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