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米地裁、議会襲撃でトランプ氏起訴取り下げ認める 検察の申請受け

ロイター / 2024年11月26日 8時45分

米検察当局は25日、トランプ次期米大統領が起訴された議会襲撃事件と機密文書の取り扱いに関する2件の連邦刑事訴訟について、取り下げを申請した。5月撮影(2024年 ロイター/JUSTIN LANE)

Andrew Goudsward

[ワシントン 25日 ロイター] - 米連邦地裁は25日、2020年の議会襲撃事件を巡り、検察側が申請したトランプ次期大統領の起訴取り下げを認めた。

検察当局は同日、トランプ氏が起訴された議会襲撃事件と機密文書の取り扱いに関する2件の連邦刑事訴訟について、取り下げを申請していた。現職大統領を起訴できないとする司法省の方針を理由とした。

司法省の方針ではトランプ氏が大統領に就任する前に取り下げる必要があるという。

裁判所は検察側の両方の申請を承認する必要がある。

検察は議会襲撃事件に関する訴訟取り下げについて「この結果は被告に対する訴訟の正当性や強さに基づくものではない」とした。

トランプ氏の広報を担当するスティーブン・チャン氏は「法の支配の大きな勝利」と述べた。

トランプ氏は、1)不倫口止め料の不正会計処理、2)米連邦議会襲撃事件に絡み2020年大統領選の結果を覆そうと画策した事件、3)大統領時代の機密文書持ち出し、4)20年大統領選を巡るジョージア州当局への干渉──の4件の刑事裁判を抱えていた。このうち1)は有罪判決が出たが、4)については宙に浮いた状態となっている。

トランプ氏はソーシャルメディアへの投稿で、これらの訴訟について「わが国の歴史における最悪の出来事」と強く非難した。

連邦地裁はトランプ氏の退任後に検察が再び起訴する可能性を残したが、かなりの時間が経過することになるため、再度の起訴は困難とみられる。

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