OPECプラス、12月会合で減産継続検討も アゼルが示唆
ロイター / 2024年11月26日 7時53分
11月25日、アゼルバイジャンのシャフバゾフ・エネルギー相は、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が12月1日に開く次回会合で、来年1月1日以降も現行の減産を継続することを検討する可能性があると明らかにした。写真はOPECのロゴが入った石油バレルの展示品。COP20が開かれたバクーで19日撮影(2024年 ロイター/Maxim Shemetov)
Nailia Bagirova Olesya Astakhova
[バクー 25日 ロイター] - アゼルバイジャンのシャフバゾフ・エネルギー相は、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が12月1日に開く次回会合で、来年1月1日以降も現行の減産を継続することを検討する可能性があると明らかにした。
減産継続の問題が「会合で提起される可能性がある」とロイターに述べた。同時に「産油量のロールオーバーを次回会合で議論する可能性も、しない可能性もある。事前に判断するのは難しい」とも語った。
アゼルバイジャンはOPECプラスのメンバー国。OPECプラスは今年、原油価格の低迷や軟調な需要などを背景に、減産幅を段階的に縮小する計画を既に数カ月延期している。
事情に詳しい関係筋3人は先週、12月1日の閣僚級会合で有志国による自主減産の縮小がさらに延期される可能性があると明らかにした。
この記事に関連するニュース
-
OPECプラス、2026年末までの減産方針延長で合意(中東、サウジアラビア、ロシア、イラク、アラブ首長国連邦、クウェート、カザフスタン、アルジェリア、オマーン)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年12月9日 15時55分
-
OPECプラス自主減産、来年3月末まで延長の公算=関係筋
ロイター / 2024年12月3日 8時25分
-
OPECプラス、生産政策会合を12月5日に延期
ロイター / 2024年11月28日 18時25分
-
原油先物小動き、レバノン停戦合意の履行が焦点
ロイター / 2024年11月27日 12時1分
-
OPECプラス、減産幅縮小のさらなる先送り議論=関係者
ロイター / 2024年11月27日 7時44分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください