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WHO主導の国際的なコロナ対策構想、今後1年間で313億ドル必要

ロイター / 2020年6月27日 0時23分

[ロンドン/ジュネーブ 26日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は26日、新型コロナウイルスの検査や治療法、ワクチンの研究・開発加速に向けて4月に創設した国際的な協力体制「ACTアクセラレーター」に今後1年間で313億ドルが必要になるとし、政府や民間企業に対し資金拠出を呼び掛けた。

現時点の拠出額は34億ドルで、不足額は279億ドル。「緊急に必要とされている」金額は137億ドルに上るという。

発表では、ACTアクセラレーターの下で低・中所得国に対し、2021年半ばまでに5億回分の検査などを提供するとしたほか、21年末までに低・中所得国向けの10億回分を含む合計20億回分のワクチン提供を目指すとした。

また新型コロナのパンデミック(世界的大流行)は依然として数百万人の命と多くの経済圏を脅かしているとし、緊急の取り組みと資金が必要だと指摘。「必要とされる投資は巨額だが、新型コロナの犠牲と比較すれば大した額ではない。ACTアクセラレーターの取り組みによる総費用は、国際通貨基金(IMF)が推計するパンデミックに伴う世界経済の毎月の損失額の10%以下だ」とした。

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