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中央集権的な市場監督、EU全体の利益に=バークレイズ幹部

ロイター / 2020年6月27日 0時30分

[ロンドン 26日 ロイター] - バークレイズ銀行の欧州担当最高経営責任者(CEO)、ケビン・ウォール氏は26日、欧州連合(EU)が米国や英国と同等の資本市場を望むのなら、株式および債券市場での中央集権的な監督が必要だと述べた。

欧州委員会は9月に「資本市場同盟(CMU)」創設加速に向けた措置を公表する予定だが、EU加盟国の大半は米証券取引委員会のEU版のような中央集権的な監督に反対している。

その中で、ウォール氏は「中央集権的な監督と規制は非常に重要だ。大規模かつ広範な株式および債券市場が存在する地域には備わっている」と指摘。大規模かつ流動的な資本市場はEU全加盟国の利益になると主張した。

欧州証券市場監督機構(ESMA)のエグゼクティブディレクター、ベレナ・ロス氏は不均一な監督と細かい国内規則がCMU創設の障壁になっているとした上で、EUと加盟各国が「入り混じって」監督する形式が維持される可能性が高いとした。

欧州議会のダヌタ・ハブナー議員は、EUの世界的な競争力強化に向け、CMU創設に取り組むべきと語った。

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