プーチン大統領のみが毒物使用承認できたはず=ナワリヌイ氏側近
ロイター / 2020年8月26日 17時21分
飛行機内で体調が急変して意識不明の重体となり、ドイツに移送されたロシアの野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(中央)に近い関係者は26日、ロシアのプーチン大統領のみが疑惑となっている毒物使用を承認できたはずだと述べた。写真はモスクワで2月撮影(2020年 ロイター/Shamil Zhumatov)
[モスクワ 26日 ロイター] - 飛行機内で体調が急変して意識不明の重体となり、22日にドイツに移送されたロシアの野党指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏に近い関係者は26日、ロシアのプーチン大統領のみが疑惑となっている毒物使用を承認できたはずだと述べた。
ロシア大統領府はこれまで、ナワリヌイ氏が重体に陥った問題にプーチン氏が何らかの形でかかわったとの見方を「でたらめ」だとして否定。ナワリヌイ氏が毒を盛られたかどうかもまだ分からないとしている。
ナワリヌイ氏の「反汚職基金(FBK)」で代表を務めるイワン・ジダーノフ氏は、証拠を示すことなしに、「プーチン個人のみがナワリヌイに対する毒物使用を承認できたはずであることは明白だ」と指摘。さらに、「彼(プーチン氏)はFBKの活動を相当嫌っている」と述べた。
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