午前の日経平均は小幅反落、決算前の様子見ムード強まる
ロイター / 2020年10月26日 12時15分
10月26日 午前の東京株式市場で日経平均は前営業日比2円18銭安の2万3514円41銭となり、小幅に反落した。写真は10月2日、東京証券取引所で撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 26日 ロイター] - 26日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比2円18銭安の2万3514円41銭となり、小幅に反落した。前週末23日の米国株式市場はまちまち。きょうの東京株式市場は、今週本格化する4─9月期の企業決算や米国の新型コロナウイルス追加経済対策の取りまとめの行方を見極めたいとして、様子見ムードが強まった。前場の上下の値幅は約73円にとどまり、狭いレンジでもみあう展開となった。
前週末23日の米国株式相場はまちまち。新型コロナの追加経済対策協議の行方をにらみ値動きの激しい展開となる中、ナスダック総合<.IXIC>とS&P総合500種<.SPX>は続伸して終了。ダウ工業株30種<.DJI>は小反落した。
寄り付きの日経平均は前営業日比4円19銭高で小幅に続伸。その後も上げ幅を拡大したが、時間外取引での米株先物の軟化を受け、上げ幅を縮小。前日終値近辺での一進一退の値動きとなり、方向感に欠ける展開となった。
市場では「月曜日で海外勢が不在となることに加え、今週は決算を控えているため全体的に様子見ムード。薄商いのなか方向感に欠ける動きとなっている。米大統領選を巡っては、マーケットは民主党バイデン候補の勝利を織り込み始めている。市場の目線は、どちらかというと米大統領選より企業決算にシフトしている」(国内証券)との声が出ていた。
個別では、東京製鉄<5423.T>が8.67%超安となり、東証1部の値下がり率トップ。23日、2021年3月期の業績見通しについて、営業利益を従来の62億円から53億円(前年比69.5%減)に下方修正すると発表したことが嫌気されている。
TOPIXは0.17%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は7460億1000万円となった。東証33業種では鉄鋼、サービス業、証券業、情報・通信業などの24業種は値下がり。鉱業、不動産業、電気・ガス業などの9業種は値上がりした。
東証1部の騰落数は、値上がり1002銘柄に対し、値下がりが1056銘柄、変わらずが114銘柄だった。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1フジ親会社が決算発表 最終利益は7割以上減少か フジテレビ単体で赤字見込み
日テレNEWS NNN / 2025年2月5日 17時45分
-
2【速報】ホンダとの経営統合が破談 日産が協議“打ち切り”方針を固める ホンダからの「子会社化」提案に反発 幹部「到底受け入れられない」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年2月5日 15時38分
-
3「横浜駅に頼らない路線」神奈川県ご当地鉄道事情 代表格は「ロマンスカー」でおなじみの大手私鉄
東洋経済オンライン / 2025年2月5日 6時30分
-
4「一緒にやっていくのは難しい」ホンダと日産の経営統合“破談”が現実味 ホンダは日産の「子会社化」を打診も日産幹部「受け入れられない」と反発
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年2月5日 11時51分
-
5「きのこの山」「たけのこの里」に異変 「チョコ」がいつの間にか「準チョコ」に...明治が明かしたその経緯
J-CASTニュース / 2025年2月5日 10時51分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください