定額給付金の再支給は考えていない、緊急小口支援で対応＝菅首相

ロイター / 2021年1月26日 12時37分

　菅義偉首相は２６日午前の衆議院予算委員会で、特別定額給付金の再支給は考えていないと強調した。東京・渋谷で９日撮影（２０２１年　ロイター／Issei Kato）

［東京　２６日　ロイター］ - 菅義偉首相は２６日午前の衆議院予算委員会で、特別定額給付金の再支給は考えていないと強調した。新型コロナウイルスの感染拡大で生計の維持が難しくなっている個人に対しては、緊急小口支援などで対応していく方針を示した。大西健介委員（立憲民主党・無所属）の質問に答えた。

大西委員は新型コロナの変異株について「地域を限定せずに、変異株がないか遺伝子検査を広げていく必要がある」と指摘した。田村憲久厚生労働相は全国でスクリーニングできる体制を早急に構築することが重要だと指摘。その上で「（変異株が確認された）静岡、東京で面的な広がりはないが、しっかり監視していく」と述べた。

＊構成を変更し、発言を追加しました。

(和田崇彦)