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米ボーイング、第4四半期は赤字 787関連で45億ドル費用計上

ロイター / 2022年1月27日 0時41分

米航空機大手ボーイングが26日発表した2021年第4・四半期決算は、コア営業損益が45億4000万ドルの赤字となった。2020年1月撮影(2022年 ロイター/Lindsey Wasson)

[26日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングが26日発表した2021年第4・四半期決算は、コア営業損益が45億4000万ドルの赤字となった。中型旅客機「787ドリームライナー」の納入遅延などに絡み45億ドルの費用を計上した。

赤字は2四半期連続。ただ、赤字幅は前年同期の83億8000万ドルからは縮小した。

また、航空業界が新型コロナのパンデミック(世界的大流行)の低迷から回復する中、主力の小型旅客機「737MAX」の納入が増加し、キャッシュフローは19年初旬以来初めてプラスに転じた。

787の生産ペースは「非常に低水準」にとどまり、時間をかけ月間5機に戻る見通しとした。デイブ・カルフーン最高経営責任者(CEO)は納入再開時期について明確にしていない。

また、737MAXの生産ペースは月間26機と、前四半期の19機から増加した。2022年初めには31機を目指す。

米株式市場午前の取引で、ボーイングの株価は2%安で推移した。

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