米GM、供給混乱で四半期40%減益 株価4%安 通期予想は維持
ロイター / 2022年7月26日 23時17分
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は26日、需要急増を見込み、通期利益見通しを据え置いた。景気減速が懸念される中、支出や雇用を抑制しているという。ただ、第2・四半期決算の減益が失望され、序盤の株価は一時約4%安となった。(2022年 ロイター/Andrew Kellly)
[デトロイト 26日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は26日、需要急増を見込み、通期利益見通しを据え置いた。景気減速が懸念される中、支出や雇用を抑制しているという。ただ、第2・四半期決算の減益が失望され、序盤の株価は一時約4%安となった。
第2・四半期の純利益は前年同期比40%減少。世界的な半導体不足などサプライチェーン(供給網)の混乱が響いた。
通期見通しは純利益が96億─112億ドル、調整後の利払い・税引き前利益(EBIT)が130─150億ドルとの従来予想を据え置いた。下半期には世界的に納車台数が急増すると見込んだ。
第2四半期の純利益は17億ドル(1株当たり1.14ドル)で、前年同期の28億ドル(同1.90ドル)から40%減。リフィニティブのデータによると、アナリスト予想は1株当たり1.20ドルだった。
売上高は約5%増の358億ドル。純利益率は前年同期の8.3%から4.7%に低下した。
投資を強化している電気自動車(EV)事業では、「2022─23年にかけて」北米で40万台のEVを製造する計画という。
主要市場の中国事業は、新型コロナウイルス抑制措置を受け第2・四半期に1億ドルの損失を計上。売上高は61億ドルと前四半期および前年同期の90億ドルから減少した。納入台数も47万3000台と前四半期の60万2000台、前年同期の62万台から減少した。
この記事に関連するニュース
-
相場展望5月6日号 米国株: 戻り歩調だが、バフェット氏は米国株投資から離れる傾向 中国株: 過剰生産能力が適正規模まで縮小するまで苦難が続く 日本株: 揺らぐ日経平均、3本柱に変化の兆し
財経新聞 / 2024年5月6日 11時58分
-
ユナイテッド航空、4─6月利益見通しは市場予想上回る 機体納入低調
ロイター / 2024年4月17日 10時19分
-
JPモルガン、第1四半期6%増益 金利収入見通しは予想下回る
ロイター / 2024年4月13日 4時40分
-
シティ、第1四半期1株利益は予想上回る 再編費用4.8億ドル計上
ロイター / 2024年4月13日 2時8分
-
ファーストリテ、通期純利益を上方修正 海外ユニクロ事業など好調
ロイター / 2024年4月11日 20時0分
ランキング
-
1日本の名目GDP、2025年にインドに抜かれ世界5位へ…円安でドル換算が目減り
読売新聞 / 2024年5月5日 18時59分
-
2「中国市場に頼りすぎていた」資生堂1500人早期退職募集で見えた"名門ブランド企業"3つの低迷理由
プレジデントオンライン / 2024年5月6日 8時15分
-
3アングル:インドIT企業、地方都市へ相次ぎ進出 人材確保やコスト削減狙い
ロイター / 2024年5月6日 8時3分
-
4「認知症にだけはなりたくない」高齢者が多いが…実は「恐れる必要はない」と和田秀樹氏が断言する“これだけの理由”
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月6日 10時0分
-
5なぜラスクをギフト菓子に変えられたのか…ガトーフェスタハラダが「王様のおやつ」で年商200億円を築くまで
プレジデントオンライン / 2024年5月6日 10時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください