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ウクライナ「平和サミット」巡る協議進展、開催は数カ月先か

ロイター / 2023年6月27日 8時8分

 デンマークのコペンハーゲンで24日、ウクライナ情勢を協議する会合が開かれた。写真はデンマークのラスムセン外相。ロンドンで21日、代表撮影(2023年 ロイター)

[ブリュッセル 26日 ロイター] - デンマークのコペンハーゲンで24日、ウクライナ情勢を協議する会合が開かれた。当局者らはウクライナのゼレンスキー大統領が提案する和平案に国際社会の支持を得る取り組みは前進したものの、和平の原則を承認する「平和サミット」開催は少なくとも数カ月先になるとの見方を示した。

会合にはウクライナや主要7カ国(G7)、欧州連合(EU)のほかブラジル、インド、サウジアラビア、南アフリカ、トルコなどの高官が参加。中国も招待されたが出席を見送った。

当局者によると、会合ではゼレンスキー氏が掲げる10項目の和平案を土台に共通点を見いだすことが焦点になった。

EU高官は「領土の一体性や主権といった国連憲章の原則に基づくものでなければならないというのが全体的なコンセンサスだった」とし、国連憲章や国際法の原則に近いほど幅広い国が支持する可能性が高まると述べた。

ウクライナのイェルマーク大統領府長官は独メディアに対し、自国の提案に基づく和平合意を望むが、他国の意見に耳を傾ける用意があると発言。「領土を巡る譲歩はない」とも強調した。

ゼレンスキー氏は7月のサミット開催を提案しているが、当局者らはまだやるべき作業が多いとし、年内のより遅い時期になる可能性が高いと述べた。

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