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パキスタン当局、ロシュ抗がん剤の販売業者調査 偽造品で失明か

ロイター / 2023年9月26日 13時35分

パキスタンの医薬品規制当局は9月25日、スイス製薬大手ロシュの抗がん剤「アバスチン」を投与したとされる糖尿病患者12人が失明した問題を受け、現地の販売業者2人を調査していると発表した。写真はロシュのロゴ。2018年2月撮影(2023年 ロイター/Arnd Wiegmann)

Mubasher Bukhari

[ラホール(パキスタン) 25日 ロイター] - パキスタンの医薬品規制当局は25日、スイス製薬大手ロシュの抗がん剤「アバスチン」を投与したとされる糖尿病患者12人が失明した問題を受け、現地の販売業者2人を調査していると発表した。

ロシュはロイターに対し、患者が失明した問題は当局により外部のサプライヤーによる不純物混入の影響として確認されていると指摘

「犯罪行為である今回の偽造を強く非難するとともに、患者を偽造品から保護するために全力で当局と協力する」と表明した。

当局は、成分が変更されたり希釈されたりしたアバスチンの使用後に失明が起きたとの報告を受けたと説明。輸入業者に対し、違法に製造されたとされるアバスチン100ミリグラムの回収を指示した。同薬の販売・流通は品質の検証が完了するまで一時停止しているという。

パンジャブ州保健当局の高官は、同州でアバスチンを販売しているとされる2人が警察による調査を受けており、真相究明に向け、委員会が設立されたと述べた。

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