ドイツ政府、来年の各州向け難民受け入れ支援金を半減へ＝関係筋

［ベルリン　２５日　ロイター］ - ドイツ政府は来年、インフレ高進下における予算引き締めの一環として、各州に配分している難民受け入れ・統合支援金を半減する方針だ。複数の関係筋が２５日に明らかにした。

ロシアによるウクライナ侵攻以降、ドイツには１００万人を超える難民が到着し、支援のため地方自治体に財政負担が発生。１６の州が連邦政府に来年の支援金拡大を求めている。

関係筋によると、政府は２５日、各州に対し、来年の難民関連支出支援の上限を１７億ユーロ（１８億ドル）とし、今年の３７億５０００万ユーロの約半分にする内容を通知した。