日銀保有の国債やＥＴＦの扱い、金融政策の一環として検討する事柄＝岸田首相

岸田文雄首相は２６日午後の参院代表質問で、日銀が保有する国債や上場投資信託（ＥＴＦ）などの扱いは日銀が金融政策の一環として検討する事柄であり、政府としてコメントを控えると述べた。資料写真、９月撮影（２０２３年　ロイター／Issei Kato）

Kentaro Sugiyama

［東京　２６日　ロイター］ - 岸田文雄首相は２６日午後の参院代表質問で、日銀が保有する国債や上場投資信託（ＥＴＦ）などの扱いは日銀が金融政策の一環として検討する事柄であり、政府としてコメントを控えると述べた。国民民主党の大塚耕平議員への答弁。

大塚議員は、日銀が保有している国債の一部永久国債化や、ＥＴＦ・不動産投資信託（ＲＥＩＴ）などの売却により喫緊の課題に取り組むための財源を確保するという国民民主党の提案に対して、首相の考えを質した。