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イラン最高指導者に「直接」警告、米軍攻撃巡りバイデン氏 兵士増派へ

ロイター / 2023年10月27日 7時41分

バイデン米大統領は、中東地域で米軍部隊を攻撃の標的にしないよう、イランの最高指導者ハメネイ師に「直接メッセージ」を伝えた。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官が26日明らかにした。写真は10月25日、ホワイトハウスのローズガーデンで記者会見するバイデン大統領(2023年 ロイター/Leah Millis)

[ワシントン 26日 ロイター] - バイデン米大統領は、中東地域で米軍部隊を攻撃の標的にしないよう、イランの最高指導者ハメネイ師に「直接メッセージ」を伝えた。米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官が26日明らかにした。

バイデン大統領は25日、米軍が引き続き攻撃の標的となれば、「米国は対応するとハメネイ師に警告した」と明らかにしていたが、どのように伝えたかについては明確にしていなかった。

カービー氏は詳細な説明は避けた。

米国防総省は、中東の駐留米軍について、既に到着した兵士らを含めて約900人を増派すると発表。急増する親イラン派組織の攻撃から米軍兵士を守るために防空体制を強化するとした。

同省によると、過去1週間に米軍部隊がイラクで12回以上、シリアで4回攻撃されたという。

一方、イランのライシ大統領の側近、モハマド・ジャムシディ氏はカービー氏の発言に先立ち、バイデン氏からハメネイ師にメッセージは送られていないとソーシャルメディアに投稿していた。

国営イラン通信(IRNA)はこれとは別に、関係筋の話として、米国がイランやレバノンの親イラン武装組織ヒズボラなどに対し、戦闘拡大は求めない立場を示して自制を求めるメッセージを送っていたと伝えた。

「米国がイスラエルに軍事装備を送って戦争管理で主導権を握る一方で、政治的メッセージを発信して戦争拡大に反対すると表明することは認められない」とし、親イラン組織は「自主的に行動しており、イランの命令に従っているわけではない」と主張した。

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