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米下院共和党、次のつなぎ予算へ調整 政府閉鎖回避目指す

ロイター / 2023年10月27日 8時58分

 10月26日、米下院共和党は、11月17日のつなぎ予算失効で政府機関が閉鎖する事態を回避するため、次の予算措置に向けた協議を本格化させた。写真はワシントンの連邦議会議事堂。8月撮影(2023年 ロイター/Kevin Wurm)

Richard Cowan David Morgan

[ワシントン 26日 ロイター] - 米下院共和党は26日、11月17日のつなぎ予算失効で政府機関が閉鎖する事態を回避するため、次の予算措置に向けた協議を本格化させた。

新たに下院議長に就任した同党保守派マイク・ジョンソン氏は2024会計年度(23年10月─24年9月)の12本の歳出法案に関する交渉時間を稼ぐために、1月中旬か4月中旬までのつなぎ予算で引き延ばすことを提案している。

下院は、10月1日に政府機関が閉鎖するのを土壇場で回避したばかり。共和党の保守強硬派は大幅な歳出削減を求めたが、マッカーシー前下院議長が強硬派の主張を退け、超党派の賛成でつなぎ予算を成立させた。これが同氏の議長解任につながり、党内対立で約3週間議長が不在となった。

ジョンソン氏は、9月30日に行われたつなぎ予算採決で反対票を投じていた。

共和党の重鎮、スティーブ・ウォマック議員は「今後の道筋を付ける必要がある」と述べ、民主党が多数派を占める上院との予算交渉をすぐに開始して手続きを加速し、瀬戸際の交渉を避けるべきだと訴えた。

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