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スリランカ中銀、1%利下げ 今後は当面据え置きの見通し

ロイター / 2023年11月27日 8時58分

Uditha Jayasinghe

[コロンボ 24日 ロイター] - スリランカ中央銀行は24日、政策金利を100ベーシスポイント(bp)引き下げる予想外の決定を下した。経済成長をてこ入れするのが狙い。今後は追加利下げを見送ると表明した。

これにより、預金ファシリティー金利は9%、貸し出しファシリティー金利は10%に下がった。6月に利下げに転じて以来、累計650bpの引き下げとなる。

スリランカは国際通貨基金(IMF)の支援を得て、過去70年間で最悪の経済危機からの回復を図っている。現在はIMFによる最初の審査結果が最終決定するのを待っている状況。

ウィーラシンハ中銀総裁は記者団に「今回の利下げにより、短期的な経済の正常化が続くと期待している」と述べ、インフレ率は予想の範囲内で推移するとの見方を示した。

中銀はインフレ鎮静化のために昨年4月から今年3月にかけて計10.50%ポイントにおよぶ利上げを実施。昨年9月に70%近かったインフレ率は、今年10月時点で1.5%前後に下がっている。

中銀の中期的なインフレ目標は5%。

中銀は短期的に追加利下げを見送る理由として、市場金利にまだ低下余地があると説明した。

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