1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

ウクライナ軍幹部、徴兵担当部門への不満表明 兵力増強示唆

ロイター / 2023年12月27日 8時13分

ウクライナ軍のザルジニー総司令官は26日に行った記者会見で、徴兵担当部門への不満を示し、ロシアとの戦争で兵力を増強すべきだとの考えを示唆した(2023年 ロイター/Valentyn Ogirenko)

Max Hunder

[26日 ロイター] - ウクライナ軍のザルジニー総司令官は26日に行った記者会見で、徴兵担当部門への不満を示し、ロシアとの戦争で兵力を増強すべきだとの考えを示唆した。

ウクライナ議会は前日、徴兵の対象年齢下限を27歳から25歳に引き下げるよう定める法案をウェブサイトに掲載した。

法案の公表はソーシャルメディア上で論争を巻き起こし、ザルジニー氏はそれに対応するため記者会見を行った可能性がある。

会見でザルジニー氏は「私は現在(徴兵担当部署の)仕事に満足していない。もし、私が満足していれば、ここでこの(動員に関する)草案を議論することはなかっただろう」と説明した。

ロシアのウクライナ侵攻が始まった直後の数カ月は何万人もの志願兵がいたが、戦争から22カ月経過した現在、そうした機運は薄れている。

ゼレンスキー大統領は19日に開いた年末の記者会見で、軍がロシアとの戦闘で45万─50万人の追加動員を提案したと明らかにしていた。

ザルジニー氏はまた、ウクライナ軍が東部ドネツク州の激戦地マリンカの端まで撤退したことを認めた。ロシアのショイグ国防相は前日、マリンカを完全に制圧したとプーチン大統領に伝えていた。

ザルジニー氏は2024年は23年とは異なる戦況になるとの見方を示し、戦場には常に革新的なテクノロジーがもたらされていると説明した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください