トランプ氏がリバタリアン党大会で演説、ブーイング浴びる
ロイター / 2024年5月27日 8時3分
トランプ前米大統領は5月25日、自由至上主義を掲げ政府の不介入を唱える小政党リバタリアン党がワシントンで開いた党大会で演説したが、会場はブーイングや野次に包まれた(2024年 ロイター/Brian Snyder)
Tim Reid
[ワシントン 25日 ロイター] - トランプ前米大統領は25日、自由至上主義を掲げ政府の不介入を唱える小政党リバタリアン党がワシントンで開いた党大会で演説したが、会場はブーイングや野次に包まれた。
リバタリアン党の支持者らは、共和党のトランプ氏が大統領在任中に新型コロナウイルスのワクチン製造を急がせた上、ワクチン未接種者を対象とする制限措置の中止に十分尽力しなかったとして同氏を批判している。
トランプ氏が登壇する直前、ある党員は「ドナルド・トランプは銃弾を受けるべきだった」と叫んだ。登壇後は大きなブーイングと野次が飛ばされた。少数のトランプ支持者は声援を寄せた。
トランプ氏は「私は今までリバタリアンではなかったかもしれないが、今ではそうだ」と述べ、11月の米大統領選挙で対決するとみられるバイデン大統領と民主党は「左翼ファシズム台頭」の一端を担っていると断じた。
トランプ氏は「われわれは互いに争うべきではない」と述べてバイデン氏打倒への共闘を呼びかけたが、多くのブーイングが飛んだ。
リバタリアン党員の票は2020年の大統領選で全体の1.2%にとどまったが、今年の大統領選は数万票の差で勝敗が決まるほどの接戦が予想されており、トランプ氏は同党から票をはがしたいと考えている。
リバタリアン党関係者によると、バイデン氏にも党大会での演説を依頼したが、断られた。
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