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日経平均は3日続伸、半導体関連が押し上げ 約2か月半ぶり高値

ロイター / 2024年6月26日 15時43分

 6月26日 東京株式市場で日経平均は、前営業日比493円92銭高の3万9667円07銭と、3日続伸して取引を終えた。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Mayu Sakoda

[東京 26日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比493円92銭高の3万9667円07銭と、3日続伸して取引を終えた。前日の米市場でエヌビディアなどの大手ハイテク株が買われた流れを引き継ぎ指数寄与度の高い半導体関連銘柄が堅調で、日経平均は4月12日以来、約2カ月半ぶりの高水準で引けた。

日経平均は前営業日比191円高で寄り付き、上げ幅を縮小する場面もあったがじり高となり、後場に615円高の3万9788円63銭で高値を付けた。新規の好材料が出たわけではなく、外部環境をみても主要アジア株や米株先物3指数は高安まちまちとなっていたことから、市場では「意外高」(国内証券ストラテジスト)との声が聞かれた。

東証株価指数(TOPIX)は0.56%高の2802.95ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.56%高の1442.75ポイント。プライム市場の売買代金は4兆2538億8700万円だった。

東証33業種では、電気機器、サービス、医薬品、精密機器、証券など22業種が値上がり、石油・石炭製品、海運、ゴム製品など11業種は値下がりした。物色動向としては、ハイテク株がしっかりだった一方、エネルギー関連などのバリュー株が売られた。

みずほ証券の倉持靖彦氏マーケットストラテジストは「4─6月のボックス相場を経て、だいぶ過熱感が解消され下値も堅くなってきた」と話す。幅広い業種に資金が向かう中、TOPIXは史上最高値(2886.50=89年12月)まであと3%弱に迫っており「次の局面に向けて思惑や期待が高まっており、地合いは良い」という。

主力株では、アドバンテストが7.02%高となった。前日発表した中期経営計画で示した収益性の改善や資本効率向上が好感された。東京エレクトロンは3.63%高で、2銘柄で日経平均を約230円押し上げる格好となった。指数寄与度の高いファーストリテイリング、ソフトバンクグループも買われた。半面、ジェイテクト、ソフトバンクはともに2%超安でさえなかった。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.2%高の655.08ポイントと、3日続伸した。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが985銘柄(59%)、値下がりは590銘柄(35%)、変わらずは70銘柄(4%)だった。

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