米保健当局、無料の新型コロナ検査キットを9月下旬から配布へ
ロイター / 2024年8月26日 9時40分
米疾病対策センター(CDC)と保健福祉省(HHS)は8月23日、国民に新型コロナウイルス、季節性インフルエンザ、呼吸器合胞体ウイルス(RSV)の予防接種を呼びかける秋のキャンペーンを開始するに当たり、9月下旬から無料の新型コロナ検査キットを郵送で配布すると発表した。写真は新型コロナの検査施設。昨年8月、ニューヨークで撮影(2024年 ロイター/Shannon Stapleton)
Manas Mishra Julie Steenhuysen
[23日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)と保健福祉省(HHS)は23日、国民に新型コロナウイルス、季節性インフルエンザ、呼吸器合胞体ウイルス(RSV)の予防接種を呼びかける秋のキャンペーンを開始するに当たり、9月下旬から無料の新型コロナ検査キットを郵送で配布すると発表した。
一般家庭は政府ウェブサイトを通じて4回まで無料検査キットを申し込める。2022年1月以来、無料検査プログラムはこれまで何度か実施されてきた。
新型コロナウイルス感染症はこの夏増加傾向にあり、入院患者数は5月初めの人口10万人当たり1.1人から8月初めには同4.4人に急増した。同じ期間に死亡者も増加している。
CDCとHHS当局者は、以前に受けたワクチンがいくらか免疫になるとしても、22日に承認された最新のワクチンを接種し、検査も行うよう求めた。
CDCのマンディ・コーエン所長は「ウイルスはインフルエンザウイルスよりも早く変化し続けている。新型コロナの重症度はインフルエンザと似ているが、入院患者や死亡者数を比べるコロナはインフルエンザよりも危険なウイルスだ」と述べた。
米食品医薬品局(FDA)は22日、最近流行している変異型に対応する最新のメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンを承認した。これらには米ファイザー・独ビオンテック、米モデルナがそれぞれ開発したワクチンが含まれる。
この記事に関連するニュース
-
インフル感染原因で子供らに「急性脳症」発症相次ぐ 幼児死亡例や重い後遺症 脳炎も注意
産経ニュース / 2025年1月11日 16時54分
-
北海道でもインフルエンザ感染拡大中 1つの医療機関あたりの平均患者数は札幌市で76.26人 道内の保健所30か所中25か所で警報基準超え 新型コロナも同時流行の兆し
北海道放送 / 2025年1月9日 19時41分
-
鳥インフル関連で米国初の死者、「一般市民へのリスクは依然低い」
ロイター / 2025年1月7日 9時21分
-
米国初の鳥インフル関連死、ルイジアナ州で
ロイター / 2025年1月7日 7時44分
-
中国でインフルエンザ様の未知のウイルス「HMPV」流行の懸念
ニューズウィーク日本版 / 2025年1月6日 16時2分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください