ウクライナ穀物輸出が大幅増加、24／25年シーズン序盤

ウクライナ農業省が２３日公表したデータによると、２０２４／２５年（７─６月）の穀物輸出量が８月２３日時点で約６４０万トンに達し、前年同期の３８０万トンから大幅に増加した。写真は２０２３年２月撮影（２０２４年　ロイター／Lisi Niesner）

[キーウ ２３日 ロイター] - ウクライナ農業省が２３日公表したデータによると、２０２４／２５年（７─６月）の穀物輸出量が８月２３日時点で約６４０万トンに達し、前年同期の３８０万トンから大幅に増加した。

内訳は、小麦が３１０万トン、トウモロコシが２２０万トン、大麦が１１０万トン。

８月初めからの輸出は２７０万トンで、昨年同時期の１６０万トンから増加した。

同省は、今年の穀物・油糧種子の収穫量が穀物５６００万トンを含む７７００万トンになる可能性があるとの見通しを示した。

２３／２４年シーズンの穀物輸出は、前年の４９２０万トンから約５１００万トンに増加した。