紅海で石油タンカー炎上、フーシ派の攻撃で＝ＥＵ海軍部隊

　８月２６日、紅海で海洋安全保障活動を展開する欧州連合（ＥＵ）海軍部隊アスピデスは、ギリシャ船籍の石油タンカー「スニオン」がイエメンの親イラン武装組織フーシ派の攻撃を受けて２３日以降炎上しているとＸ（旧ツイッター）に投稿した。写真は、炎上している「スニオン」から煙が上がる様子を示す衛星画像。提供写真（２０２４年　ロイター）

Ahmed Elimam

[２６日 ロイター] - 紅海で海洋安全保障活動を展開する欧州連合（ＥＵ）海軍部隊アスピデスは２６日、ギリシャ船籍の石油タンカー「スニオン」がイエメンの親イラン武装組織フーシ派の攻撃を受けて２３日以降炎上しているとＸ（旧ツイッター）に投稿した。石油は流出してない模様。

アスピデスが公開した２５日撮影の写真では、タンカーの主甲板から火と煙が出ている。

フーシ派は２２日、紅海でスニオンを攻撃したと発表していた。フーシ派はイスラエルと戦闘を続けるイスラム組織ハマスに連帯を示す目的で紅海で船舶を攻撃してきた。