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午後3時のドルは144円付近で売買交錯、一時1カ月ぶり安値

ロイター / 2024年8月26日 15時49分

 8月26日、午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の終盤からドル安/円高の144円前後で取引されている。写真は米ドル紙幣。2022年2月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

Shinji Kitamura

[東京 26日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の終盤からドル安/円高の144円前後で取引されている。一時143円半ばまで一段安となり1カ月ぶり安値を更新する場面もあったが、下値では押し目買いが支えになった。

週明けのドルは早朝の144円前半から143円半ばまでじり安で、今月5日以来の安値を更新した。前週末のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長発言の内容はハト派的との評価が優勢で、米10年債利回りが1カ月ぶり低水準を付けた一方、主要通貨に対するドルの全般的な値動きを示すドル指数も1年ぶり安値圏へ下落した。

対円でもドルは、8月半ばの148円台から上値を切り下げる展開が続いており、市場では今月5日につけた8カ月ぶり安値の141円付近を、目先の下値めどと位置付ける声が出ていた。

しかし午前の売りが一巡すると、午後は緩やかに下げ幅を埋める動きとなった。「短期筋の円売り持ちはすでに解消されており、円高余地はそれほど大きくないのではないか」(外銀関係者)との見方から、下値ではドルの押し目買いに回る向きがあったという。

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組(20日までの週)によると、円は2週連続の買い越しとなった。円は13日時点で3年5カ月ぶりに買い越しへ転じていた。

みずほ証券チーフ為替ストラテジストの⼭本雅⽂氏は、当面の下値めどは今月5日安値の141.70円、週次一目均衡表の雲下限にあたる140.77円、昨年12月安値の140.25円付近などとしたうえで「今後はFRB高官らが、市場の利下げ織り込み状況に違和感を示すかに注目している」と話していた。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 144.05/144.06 1.1179/1.1180 161.04/161.06

午前9時現在 143.92/143.93 1.1189/1.1190 161.04/161.05

NY午後5時 144.37/144.41 1.1190/1.1193 161.57/161.63

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