ワコール、子会社の国内5工場を福井・長崎の2工場に集約

８月２６日、ワコールホールディングスは、連結子会社のワコールマニュファクチャリングジャパンの生産拠点を福井と長崎の２工場に集約・再編すると発表した。写真は２０２２年４月に撮影した京都市のワコール本社（２０２４年　時事通信）

［東京　２６日　ロイター］ - ワコールホールディングスは２６日、連結子会社のワコールマニュファクチャリングジャパンの生産拠点を福井と長崎の２工場に集約・再編すると発表した。福岡工場はリライエンス（富山県氷見市）に譲渡し、熊本工場と新潟工場は２５年１月末をめどに操業を停止する。

標準品質やコストで競争優位性の高い海外工場を最大限に活かす一方、細かい技術品質（高難度・小ロット）・納期（リードタイム）の観点で国内工場の適切な再編を実現することが不可欠と判断した。

ワコールは今年７月、シンガポールの投資ファンド、３Ｄインベストメント・パートナーズが筆頭株主になったと発表している。