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再送米耐久財受注、7月は9.9%増 第3四半期の設備投資は鈍化基調

ロイター / 2024年8月27日 1時57分

米商務省が26日発表した7月の耐久財受注は前月比9.9%増と、前月の6.9%減からプラスに転じ、市場予想の5.7%増も上回った。写真はボーイング737MAX機、2020年1月撮影(2024年 ロイター/Lindsey Wasson)

(見出しの表記を修正して再送しました)

[ワシントン 26日 ロイター] - 米商務省が26日発表した7月の耐久財受注は前月比9.9%増と、前月の6.9%減からプラスに転じ、市場予想の5.7%増も上回った。従来の発表値は6.7%減だった。

一方、民間設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)受注は0.1%減。6月の0.5%増(0.9%増から下方改定)から予想外に減少し、第3・四半期初めまで続いた設備投資の勢いの衰えを示唆した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は横ばいだった。

FWDBONDSの主任エコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は「景気はまだ落ち込んではいない」と指摘。「コア資本財受注に対する企業投資は第3・四半期序盤に幾分減速したが、新規受注が経済全体の景気後退を示唆するには程遠い」と述べた。

国内総生産(GDP)算出に使用されるコア資本財の出荷は前月比0.4%減少。前月は横ばいだった。    

資本財から国防関連を除いた受注は41.9%増。前月は22.9%減少していた。

出荷は4.7%増。6月は6.1%増だった。     

項目別の受注は、防衛航空機が12.9%増。一方、自動車は2.6%減少した。

機械は横ばいだった一方、コンピューター・電子製品は0.7%、電気機器・家電・部品は0.4%、それぞれ減少。一次金属も減少した。一方、加工金属製品は0.2%増加した。

キャピタル・エコノミクスの北米チーフエコノミスト、ポール・アシュワース氏は「結局のところ、設備投資は第3・四半期に小幅な増加を記録する見込みだ」と述べた。    

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