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米国株式市場=S&Pとナスダック下落、決算控えエヌビディアに売り

ロイター / 2024年8月27日 6時35分

米国株式市場は、S&P総合500種とナスダック総合が下落して終了した。2021年1月撮影(2024年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 26日 ロイター] - 米国株式市場は、S&P総合500種とナスダック総合が下落して終了した。半導体大手エヌビディアが28日に四半期決算発表を控え、売られたことが重しになった。

ダウ工業株30種はプラス圏で終了。重機械メーカーのキャタピラーのほか、クレジットカード大手アメリカン・エキスプレス(アメックス)などに買いが入ったことで押し上げられた。

市場では米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の行方を見極めようと、30日に発表される7月の個人消費支出(PCE)が注目されている。

エヌビディアは2.25%安。同社の決算発表は今週最大の注目材料で、業績見通しが非常に優れた内容でなければマイクロソフトやアルファベット、メタ・プラットフォームズなど人口知能(AI)関連銘柄の上昇に打撃を及ぼすとの懸念が一部で出ている。

電子商取引(EC)サイト「Temu(ティームー)」などを運営する中国PDDホールディングスの米上場株は29%近く急落。第2・四半期売上高が市場予想を下回ったことを嫌気した。

テスラも3.2%安。カナダが米国や欧州連合(EU)の動きに足並みをそろえ、中国から輸入する電気自動車(EV)に100%の関税を課すと発表した。

業種別では情報技術や一般消費財が下げを主導した。一方、エネルギーは1.11%上昇。中東情勢を巡る緊張や、リビアが石油生産を停止するという情報を受け原油供給懸念が強まった。

ボーイングは0.85%安。米航空宇宙局(NASA)は24日、国際宇宙ステーション(ISS)にボーイングの新宇宙船スターライナーで6月に到着した後、帰還できなくなっている宇宙飛行士2人について、来年の早いうちにスペースXの宇宙船で帰還させる必要があると発表した。

S&P500では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.1対1の比率で上回った。米株式市場全体では1.2対1で値下がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は95億株。直近20営業日の平均は119億株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 41240.52 +65.44 +0.16 41200.84 41420.05 41140.23

前営業日終値 41175.08

ナスダック総合 17725.77 -152.03 -0.85 17867.85 17909.09 17645.69

前営業日終値 17877.79

S&P総合500種 5616.84 -17.77 -0.32 5639.66 5651.62 5602.34

前営業日終値 5634.61

ダウ輸送株20種 15917.32 -53.13 -0.33

ダウ公共株15種 1016.13 +5.66 +0.56

フィラデルフィア半導体 5097.35 -131.31 -2.51

VIX指数 16.15 +0.29 +1.83

S&P一般消費財 1491.43 -12.14 -0.81

S&P素材 586.44 +2.27 +0.39

S&P工業 1091.28 -1.40 -0.13

S&P主要消費財 881.94 +6.31 +0.72

S&P金融 739.94 +2.31 +0.31

S&P不動産 271.63 -0.33 -0.12

S&Pエネルギー 696.48 +7.67 +1.11

S&Pヘルスケア 1808.63 -2.09 -0.12

S&P通信サービス 303.00 -0.07 -0.02

S&P情報技術 4314.17 -48.78 -1.12

S&P公益事業 383.95 +2.31 +0.61

NYSE出来高 7.76億株

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 38065 + 25 大阪比

シカゴ日経先物9月限 円建て 38035 - 5 大阪比

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