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ガザ停戦交渉「建設的」、詳細詰める作業部会の協議継続=米高官

ロイター / 2024年8月27日 7時23分

米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は26日、パレスチナ地区ガザの停戦と人質解放に向けたエジプトの首都カイロで行われている交渉は「進展しており」、具体的な問題を詰めるため、今後数日間、作業部会による協議が続くと明らかにした。ガザ南部のハンユニスで24日撮影(2024年 ロイター/Hatem Khaled)

Jeff Mason Humeyra Pamuk

[ワシントン 26日 ロイター] - 米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は26日、パレスチナ地区ガザの停戦と人質解放に向けたエジプトの首都カイロで行われている交渉は「進展しており」、具体的な問題を詰めるため、今後数日間、作業部会による協議が続くと明らかにした。

カービー氏は記者団に対し、交渉が決裂したという見方を否定し、むしろ「建設的だった」と指摘。「実際、より細かい詳細を詰めるために作業部会を設置することが次の論理的ステップであると感じられるところまで進んだ」と語った。

イスラム組織ハマスが拘束している人質とイスラエルが拘束しているパレスチナ人囚人の交換が作業部会が取り組む問題の1つで、詰めるべき詳細には交換される人質の数や身元、解放のペースなどが含まれると述べた。

レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは25日、イスラエルによる幹部殺害の報復として、同国に対し数百発のロケット弾と無人機(ドローン)を発射した。イスラエル軍はヒズボラが大規模攻撃を準備していることを事前に察知し、約100機の戦闘機でレバノンの標的を攻撃したと発表した。

しかしカービー氏は、週末の攻撃で停戦協議に影響は及んでいないと述べた。

一方、ハマス幹部は26日、カタールのメディアに対して停戦交渉の状況に関する米国の発言は「事実に反しており、その目的は占領軍の立場を支持することだ」と改めて主張した。

ハマスは25日の声明で、合意が間近に迫っているという話は誤りだと述べていた。

エジプトの情報筋は25日、ハマスが釈放を求めているパレスチナ人数名についてイスラエルが懸念を表明し、釈放された場合はガザからの退去を要求したと明らかにした。

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