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リビア東部油田、生産・輸出停止へ トブルク派勢力が発表

ロイター / 2024年8月27日 7時12分

 8月26日、国家分裂状態のリビアで東部トブルクを拠点とする勢力は、東部地域の油田を閉鎖し、生産と輸出を停止すると発表した。リビアのシャララ油田で2017年7月撮影(2024年 ロイター/Aidan Lewis)

Ayman Werfali

[ベンガジ 26日 ロイター] - 国家分裂状態のリビアで東部トブルクを拠点とする勢力は26日、東部地域の油田を閉鎖し、生産と輸出を停止すると発表した。中央銀行の総裁人事を巡り、首都トリポリの暫定政権側と対立が生じていることが背景にある。

リビアにある油田のほとんどは東部地域にあり、トブルク派勢力の有力軍事組織「リビア国民軍(LNA)」が支配している。東部油田の生産が止まれば、同国で稼働する油田は南西部のエルフィール油田(生産能力日量13万バレル)だけになる。

石油輸出国機構(OPEC)によると、リビアの7月の石油生産は日量約118万バレルだった。

暫定政権とリビア国営石油会社(NOC)は、東部油田の閉鎖や生産停止を認めていない。ただNOCの子会社は「さまざまな抗議活動や圧力」を理由に挙げ、今後生産を段階的に減らし、最終的に生産が完全に止まることになると警告した。

別の子会社も減産の方針を示した上で、当局に「生産水準維持のための介入」を要請した。

トブルク派勢力は、油田閉鎖をいつまで続けるかは明らかにしていない。

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