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イスラエルがイランに反撃、テヘラン周辺で爆発音の情報

ロイター / 2024年10月26日 10時54分

10月26日、イスラエル軍はイランによる「継続的な攻撃」に対抗し、イランの軍事目標に「精密攻撃」を行っていると発表した。写真はイスラエルとイランの旗のイメージ(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[ドバイ/エルサレム 26日 ロイター] - イスラエル軍は26日、イランの「軍事標的に精密攻撃」を行っていると発表した。イランによる「数カ月にわたる継続的な攻撃」への反撃としている。イランのメディアは首都テヘラン周辺で爆発音がしたと報じた。

イランは今月1日、イスラエルに向けて180発以上の弾道ミサイルを発射。イスラエルは報復する姿勢を示してきた。

イスラエルは、イランや親イラン勢力による攻撃に対抗する権利と義務があると主張。「防衛・攻撃能力を総動員している」と表明した。

攻撃の規模は現時点で不明だが、イスラエル公共放送は戦闘機数十機で軍事標的を空爆しているとした。

NBCニュースとABCニュースの両米メディアはイスラエル関係者の話として、イスラエルによるイランへの攻撃目標に核施設や油田は含まれず、軍事目標のみが対象と報じた。

ABCは関係者1人の話として、イスラエルによる攻撃は一晩続く見通しとも伝えている。

イラン半国営のファルス通信は、首都テヘランの西と南西にある複数の軍事基地がイスラエルの標的になったと伝えた。

イランの国営メディアはテヘラン周辺と近隣のカラジで複数の強い爆発音が聞こえたと報じたが、攻撃の可能性を否定し、通常通りの状況と伝えた。

タスニム通信はイラン革命防衛隊の基地が攻撃されたが被害はないとした。

国営テレビはテヘランにある国際空港で到着便から客が降りる様子を放映した。

シリア国営通信によると、イスラエルはシリア中・南部の複数の軍事施設も空爆の標的にした。

イスラエル首相府によると、ネタニヤフ首相とガラント国防相はテルアビブの軍司令部で作戦を注意深く見守っているという。

米当局者はロイターに、イランへの軍事行動についてイスラエルから事前に通知を受けたが米国は関与していないと述べた。

ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のショーン・サベット報道官は、「イスラエルが自衛目的と10月1日のイランによる弾道ミサイル攻撃への対応として、イランの軍事標的に的を絞った攻撃を行っていると理解している」と述べた。

イスラエルが先月以来、レバノンの親イラン武装組織ヒズボラへの攻撃を激化させ、首都ベイルートへの空爆や地上侵攻を実施していることから、イランや米国までも巻きこんで紛争が拡大すると懸念が強まっていた。

ブリンケン米国務長官は今週、イスラエルによる報復がさらなる紛争の拡大を引き起こしてはならないと述べていた。

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