イスラエルがイランに報復攻撃、ミサイル製造施設など 「限定的被害」
ロイター / 2024年10月26日 14時19分
10月26日、イスラエル軍はイランの複数地域にある軍事標的に対する「的を絞った」攻撃が終了し、軍機が安全に帰還したと発表した。写真はテヘラン上空。Majid Asgaripour/WANA提供(2024年 ロイター)
[ドバイ/エルサレム 26日 ロイター] - イスラエル軍は26日、イランの複数地域にある軍事標的に対する「的を絞った」攻撃が終了し、軍機が安全に帰還したと発表した。
イランが過去1年にイスラエルに向けて発射したミサイルの製造に使われた施設や、対空装備に空爆を実施したと説明した。
さらに、イランが再び情勢を激化させる過ちを犯せば、イスラエル軍は対応を余儀なくされると警告した。
一方、イラン当局はイスラエルからの攻撃について、防空システムによる迎撃に成功したが、複数の場所で「限定的な損害」が出たと発表した。テヘラン、フゼスタン、イラム各州の軍事目標が攻撃されたという。
イランメディアによると、首都テヘランと近隣の軍事基地で現地時間午前2時(日本時間午前7時半)過ぎから数時間にわたり複数の爆発があった。イスラエルの国営放送は、3波の攻撃が完了したと伝えた。
米政権高官は今回の攻撃について、イランが実施した先の攻撃への相応の対応で、的を絞った形で行われ、民間人に被害を与えるリスクが抑えられたとの認識を示した。また、イランとイスラエルの直接的な砲撃の応酬はこれで終わりにすべきとの考えを示した。
また米当局者は、攻撃目標にエネルギー施設や核施設は含まれていないと述べた。
イラン半国営のタスニム通信は、「イランはいかなる攻撃にも対応する権利を留保しており、イスラエルがどのような行動を取って相応の報復を受ける」とする関係筋の話を伝えた。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1イスラエル首相らに逮捕状、ICC ガザで戦争犯罪容疑
ロイター / 2024年11月22日 3時50分
-
2ロシアがわずか1000km先にICBM発射情報、アメリカへ「核攻撃いとわない」警告か
読売新聞 / 2024年11月21日 20時1分
-
3“長距離ミサイル攻撃”駐日ロシア大使が批判…西側諸国が「露と戦うということ」
日テレNEWS NNN / 2024年11月21日 18時11分
-
4レバノン東部空爆47人死亡 イスラエル、ヒズボラ停戦交渉中
共同通信 / 2024年11月22日 7時13分
-
5プーチン大統領、2週間近く公の場に姿見せず 3年間で最長 露独立系メディア
日テレNEWS NNN / 2024年11月21日 21時23分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください