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ジョンソン英首相、コロナを軽視 ウイルス注入も考えていた=前上級顧問

ロイター / 2021年5月26日 23時40分

 5月26日、ドミニク・カミングス前英首相上級顧問(写真)は、ジョンソン首相が新型コロナウイルスの脅威を軽視し、自分にコロナウイルスを注入しても構わないと考えていたと議会で発言した。自宅外で4日撮影(2021年 ロイター/Toby Melville)

[ロンドン 26日 ロイター] - ドミニク・カミングス前英首相上級顧問は26日、ジョンソン首相が新型コロナウイルスの脅威を軽視し、自分にコロナウイルスを注入しても構わないと考えていたと議会で発言した。

カミングス氏は、首相が緊急事態対策委員会の議長を務めれば、建設的な新型コロナ対策が打ち出せなくなると周囲が懸念していたと指摘。

「もし首相が緊急事態対策委員会の議長を務め、これは豚インフルエンザだから心配する必要がないと公言し、クリス・ウィッティー首席医務官にテレビの生中継でコロナウイルスを注入してもらうと言い出せば、何の助けにもならない。これが首相官邸のさまざまな当局者の見解だった」と述べた。

カミングス氏は「事実、閣僚や高官、私のような上級顧問は、このような危機で国民が政府に期待する権利のある規範が、どうしようもないほど不足していた」と発言。

「国民が最も私たちを必要としているときに、政府はしくじった」とし「死ぬ必要がなかった人々のすべての遺族に、犯してしまった過ち、私自身の過ちを私がどれだけ悔やんでいるか伝えたい」と述べた。

ジョンソン首相は26日、議会での発言で「起きたことの全ての責任は私にある。以前にも申し上げたが、苦しみを経験した国民に対し、本当に申し訳なく思っている」と謝罪した。

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