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独仏のコロナ感染状況、昨秋以来の水準まで改善

ロイター / 2021年5月27日 4時40分

ドイツのロベルト・コッホ研究所(RKI)がまとめたデータによると、同国の新型コロナウイルス感染者が人口10万人当たり46.8人と、昨年10月以来初めて50人を割り込んだ。写真はベルリンで21日撮影(2021年 ロイター/Christian Mang)

[ベルリン/パリ 26日 ロイター] - ドイツのロベルト・コッホ研究所(RKI)がまとめたデータによると、同国の新型コロナウイルス感染者が人口10万人当たり46.8人と、昨年10月以来初めて50人を割り込んだ。

約1カ月前は、10万人当たり150人を超える水準だった。

シュパーン保健相は「6月末までにできる限り多くのワクチン接種を実施し、感染者数をできる限り少なくする。実現すれば、良い夏を迎えることができる」と述べた。

さらに、当局の承認が下り次第、ワクチン接種の対象年齢を12─15歳に拡大する考えに支持を表明した。

欧州連合(EU)の医薬品規制当局である欧州医薬品庁(EMA)は28日にも、米ファイザー・独ビオンテックが共同開発したワクチンの12─15歳への接種を提言する可能性がある。

また、フランスが26日発表したデータによると、1日当たりの新規感染者数が平均1万人を割り込み、昨年9月以来最少となった。4月中旬には4万2000人を超えていた。

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